保育士
村上 剛 さん
「日々の成長を一緒に
喜び合えるのがうれしい!」
喜び合えるのがうれしい!」
転職サイトのアドバイザーさんから上落合園の雰囲気がとてもいいというお話を聞き、面接の際にもそのよさを実感できたので、就職しました。
それこそ僕は男性保育士で、周りがみなさん女性なので、最初は大丈夫かなと思ってすごく緊張していましたが、入ってみたらみなさんすごく気さくな感じで話しやすい雰囲気があったので、溶け込みやすくてありがたかったです。
できなかったことができるようになると子ども自身も嬉しいし、こちらも嬉しい。
その嬉しさを子どもと共有し合えて、喜び合えるのがいいところだと感じています。
最近だと、9月に運動会があって5歳児クラスではソーラン節をやりました。
子どもたちの「やってみたい!」という声からはじまって、3~4ヶ月前から少しづつ練習をはじめて。衣装も子どもたちと一緒にTシャツ染めをして作りました。
自分たちで作ったユニフォームを初めて着て練習したときは、「もっかいやろう!もっかいやろう」と大盛り上がりでしたね。
ソーラン節ってリズムが取りづらいところがあったり、振り付けの中で動きを止めたり、難しい部分もたくさんあったんですが、実際に本番でやってみたときには、これまでで一番の踊りを見せてくれて。保護者の方やOGの先生たちからも「かっこよかった!」という声をたくさんいただいて、子どもたちと「よかったね!頑張ったね」と一緒になって喜び合えたことはすごく心に残っています。
そこで「自分でやるって決めた」というワンステップがあることによって、活動に向けての意欲や気持ちが全然違ってくるんだなということを実感しています。
子ども主体であることで、能動的に意欲的に活動できるようになるのかなと思います。
子どもが自分で考えて、自分で決めて活動するということは、部屋の環境づくりにも表れています。たとえば今受け持っている5歳児クラスだと、部屋の中に制作コーナーがあって、ペンやセロテープだったり、画用紙の切れ端や毛糸なんかの素材や道具が用意してあるんです。
「これを作りましょう」とこちらが決めるのではなく、子ども自身が使いたい素材や道具を決めて、作りたいものを形にできるようになっています。
「こういうものを作りたいんだけど」と相談されたときには、「じゃあ一緒に考えてみようか」「この素材ならこんな使い方ができるかもね」と話したり、子どもなりに試してやってみることが成長につながっていると感じています。
そんなふうに子どもたちが主体的に活動できるようなサポートを心がげています。
たとえば「遊ぼうよ」と誘ってきてくれたり、「できた!」と見せてくれたり、「前のお休みはこんなことをしたんだよ」と教えてくれたり。話を聞く中で、「この子はこういう発想をするんだ」とか「こんなふうに感じるんだ」と自分自身にも新しい気づきがあって、子どもたちに教えられることがあります。
子どもたちも話を聞いてもらえるとうれしいですし、日々のコミュケーションを大切にして、一人ひとりの声をしっかり受け止めていきたいですね。
自分と同年代の方もたくさんいたので、話しやすかったですし、最初の頃はすごく緊張していましたが、みなさんすごく気遣ってくれたり、気さくに話しかけてくれたりしたので、僕自身もすごくありがたかったですね。
残業もほとんどなくて、時間になったら周りの人が「時間だね~、おつかれさま! 上がってね」と言ってくれるので、自分自身で「上がります」となかなか言い出しにくい場合も助かっています。
定時で上がるという意識が、ほっぺるランドにはしっかりあるので、みなさん時間はきっちり守っていますね。プライベートな時間がちゃんと取れるので、以前と比べると環境的にすごく働きやすくなったと実感しています。
あとは会社全体で「学んでいきましょう」という雰囲気があるので、研修に参加して学ぶ機会が自然と多くなりました。
園でも積極的に「こういう研修が出たから、行きたい人はぜひ声かけてください」と発信してくれて、学ぶことを後押ししてくれています。
園の朝と帰りの会ではウクレレを弾いています。