アイデアいっぱいの活動で、
子どもの豊かな力を育みます

子ども一人ひとりの豊かな個性と、未来を拓く力を育むことを目指し、私たちが立ち上げたのが
「保育みらい研究所 Compass(コンパス)」というプラットホームです。
Compass は、「子ども主体の豊かな保育」を共有し学び合うための場所。
優れた保育の実践例をカリキュラムとして構成し、オープン化して、
保育者だれもが日々の保育に活用できることを目的としています。
園と園を結ぶネットワークをいかして互いに学び合い、高め合うことができるのは、
全国に57園を運営する私たちだからこその強みです。
Compassでは、9つのカテゴリーに分けて「子ども主体のカリキュラム」を体系化し、
それぞれの園で子どもの年齢や興味に合わせて展開しています。

9つの
子ども主体のカリキュラム

1

まちぐるみ

子どもたちの育みは、保育園の中や、家の中だけではなく、地域社会でなされるものです。そこで暮らす人たちといろいろなことを共有することでお互いに理解したり、助け合う気持ちを育むことができます。人とのつながりを通して、学ぶことができる。それが「まちぐるみ」です。
2

そうさくあーと

「子どもはみんな芸術家」。子どもにとって魅力的な素材は、身近にあふれています。身近な環境から受ける不思議さやおもしろさに心を動かし、子どもなりのイメージを持ち、心の中に豊かに蓄積しています。その豊かな感性で、書いたり、作ったり、感じたこと、考えたことを自由に表現できる子どもの可能性を応援します。
3

からだをうごかす

思いきり身体を動かして、子どもたちの「楽しい!」を引き出します。まずは保育者と一緒に、そして友だちと一緒に、身体を動かす心地よさや解放感を味わい、みんなとする楽しさや満足感を感じてもらいます。子どもたちが「もっとやりたい」と進んで身体を動かし、自然としなやかな心と身体の動きを身につけていけるよう工夫します。
4

しょくいく

「食べることは、生きること」。おいしく楽しく、一緒に食べたい友だちと、和やかな雰囲気の中、作ってくれた人に感謝しながら食べる。子どもたちは、給食で旬の食材を味わい、食育を通して食や食材について興味を示していきます。野菜の栽培やクッキングを行い、日本の伝統や食文化についても理解を深めていきます。
5

いぶんか

子どもたちのコミュニティは大人と比べるとまだまだ狭い範囲です。私たち大人が、子どもたちに新しい気づきを得てもらい、世界観を広げてもらう活動です。海外に限らず、異文化を尊重する深い配慮もできるようになることを期待しています。
6

いきものをそだてる

花や虫、動物など身近ないきものに気づくことから、子どもたちの感動が生まれます。その毎日の感動を保育者が共感することで、さらに子どもたちの関心が深まっていきます。「いきもの」に自らかかわる体験を通して、生命あるものを大切にする気持ちを育んでいきます。
7

おんがく

暮らしの中にはいろいろな「おと」がたくさんあります。自然が奏でる「おと」や生活の中で感じるもの、良質な音楽などにふれることで、子どもたちの五感が刺激されます。「おと」をたくさん取り入れて「おんがく」を楽しんでもらいます。
8

きせつとにほんぶんか

季節感が薄れつつある今だからこそ、子どもたちには感性豊かに四季の移ろいを感じてほしいと考えています。日本はそれぞれの季節ごとにさまざまな行事が行われ、受け継がれてきました。季節や折々の行事が日常に彩りを添えます。文化を受け継ぐ先輩として、特別な日を子どもたちとわくわく過ごします。
9

プレSTEAM

「自分で理解していく子ども」を育む。楽しい科学実験を通し、化学、技術、工学、数学の分野に重点をおいた教育から、自分で気づき、発見し、理解していく子どもを育てます。新しい時代に必要とされる自発性、創造力、判断力、問題解決能力を養います。