しそジュース

＜しそジュース作り＞
2歳児クラスで、食育の一環で「しそ」を育てています。
大きく立派に育った葉っぱで、何かできないかと担任が考えていたところ、
ジュースが作れることが分かり、子どもたちに話したところ「ジュースのみたーい」と
子どもたちが話していたので、作ってみることにしました。
テーブルに、鍋・卓上コンロ・お酢・クエン酸など準備をしていると、
子どもたちは興味を持ち何が始まるのか、興味を持ってテーブルに集まってきました。
火を使うため、ふざけたり手を出したりすると危険な事を話すと、
子どもたちは真剣に話を聴き、担任が「しその葉」を鍋に入れ煮出す様子を真剣に見ていました。

煮立ってくると、「しそ」のいい香りがしてきました。
子どもたちに「いい匂いだね」と聞いてみると「よくわかんない」「匂いしないよ」など、
反応はさまざまで、2歳児には少し早かったようです。10分煮たたせ「しその葉」エキスが出た汁に、
酢・クエン酸・砂糖をいれてかき混ぜると出来上がりです。
赤い色に変わるはずが変わらず、保育者が「赤に変わらなかったね、失敗したね」と話すと
「色が変わらない気持ち分かる～」と保育者に話しかけその言葉にクラスは和んでいました

試飲するにはまだ熱かったので、冷ましておやつの時間の飲む事にしました。
子ども達はおやつの時間を楽しみに遊び始めました。
煮出した「しその葉」を手に取り匂いを嗅いだり、
ままごとの食材に使ったりと、「しその葉」を存分に使って遊んでいた子ども達です。

お昼寝前にジュースを鍋に移し、「お昼寝から起きたら飲もうね」「冷やしておくからね」と話をすると、
とても楽しみにしているようでした。お昼寝明けお鍋を出すと、「あっ作ったやつ」と子ども達はわかっていたようで、
ジュースを紙コップに注いでいると「早く飲みたい」とじ～と様子を見つめていました。
自分たちで育てた「しそ」で作ったジュースは美味しかったようで、
「ちょっと酸っぱい、でも美味しい」「りんごの味がする」など感想を言いながら、
お替りしていました。子ども達には、良い経験になったようです。