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ほっぺるだより

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ほっぺるランド 竹下

「こころ」を大切にした保育

ほっぺるだよりをご覧頂きありがとうございます。

小規模保育園とは定員19名までの0歳児から2歳児までを対象とした少人数の保育園です。
ほっぺるランド竹下に通われている、多くの保護者様は、3歳児以降も保育所(園)を希望されており、
就学前まで通える希望する保育所(園)の空きを待ちながら過ごされています。
空きのタイミングは予想がつかず、入園して数か月ほどで転園していくお子様も多くいます。
このように1年間おなじ子がいるというよりも、転園していく子、
新しく入園してくる子と少しずつメンバーが変わりながら保育を進めていく中で、
職員たちの話し合いの場では次のような意見が出てきました。
「トイレに座れる」「箸が使える」「自分で着脱できる」他、
こんなことを3歳児になるまでにできたらいいね!

でも、

0才児の途中、1歳児の途中などに転園していく子ども達。
「ほっぺるランド竹下に来てよかった」「愛おしくなるほどの笑顔」このような思いをもって、
次の園に行ってほしい!!教育的な部分も必ず気持ちに寄り添う事を意識し、
製作の期間に幅をもたせ、やりたい!や興味を持ったタイミングで誘う、やるやらないや、行く行かないに関しても
「あなたはどう?」と必ず声をかけ言葉や表情などから気持ちを汲み取ってあげるようにしています。

●やりたいタイミングで製作をする2歳児

●自己選択 ままごとチームと指先遊びチーム

●上手にできた満面の笑み

手を出し口を出し、やってあげることは簡単で速い事ですが、大人はグッとこらえて「待つ」。
簡単なようでとても難しい事です。
大人の決めつけで、本当にやりたいことをできない環境にしないこと。

やりたいことに集中して取り組む。はなしを最後まで聞いてあげる。
このような事ができたときは、満足した表情で保育士のもとに戻ってくる。
「この笑顔を見たかったんだよ。」保育士も満面の笑みでひとり一人を受け入れます。

●草スキー最高!!!

上手く滑れるかドキドキとワクワクが見える表情から、
滑り終わって「楽しかったー!」が感じ入られる満足した表情に保育士も自然と笑顔になります。

大人が「待つ」ことをすると、子ども同士の関係がうまくいかない場合も「自分はこうだよ」と思いを伝えたり、
相手の気持ちに触れ、お互いの丁度良いところで折り合いをつけていくなどコミュニケーション能力も自然と高まり、
保育士の仲介も減っていきます。
こんなに小さな子どもたちも、大人が信用してあげ安心した環境を準備することで自立し意思表示をしっかり行っています。

●2歳児「電車に乗りたい」

ほっぺるランド竹下はJR沿線にあり、散歩や園外保育に出ると必ず電車を見る事ができます。
そんな毎日を送る子どもたちからは、自然と「電車に乗りたい!」との声が(笑)

卒園の思い出に、みんなで電車に乗って博多駅へ!満喫して帰ってきました。
最後に…..
保護者の皆様も毎日の送迎、きょうだいで別々の園に通ってある保護者様も多くいらっしゃいます。
家事に育児、学校の事、仕事に地域の事ほか忙しくされてあるにも関わらず、
園運営にご協力頂いてある保護者様にも癒しの時間を作ってほしい。
そんな思いから度々、園だより等にはこう記してきました。

●11月園だより抜粋

●今年度の保護者利用アンケートより抜粋

 


回答に記載しております通り、保護者様にも笑顔でいて頂きたい。職員一同の思いです。
土曜日にお休みのご協力を頂いておりますが、ゆっくりしたい時もある、髪を切りにリフレッシュしたい時もある、
少し子どもと離れってお茶したい時があることは十分理解しております。
そんな時は、遠慮なく保育園を利用して頂きたい。そして笑顔で迎えに来ていただけることが何より大切です。
そして、ご協力頂けるときは、家庭にて親子の時間を存分に満喫して頂ければ、職員を安心して休ませてあげる事ができます。
お子様、保護者様、職員それぞれに「こころ」を尽くしていきたいと思っております。

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