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ほっぺるだより

Letter

ほっぺるランド 竹下

みんなの思い

ほっぺるランド 竹下は年齢別のクラスはあるものの、異年齢で過ごす時間がとても多いです。

朝の会はみんなで行います。
その際、座る場所や何の歌をうたいたいのか、子ども達に問いかけ、気持ちの確認をします。
「今日は○○ちゃんの横がいいな」
「先生のお膝の上がいいな」
「おばけのうたがいい!」
「ゆきだるまがいい!」
など色々な意見があります。納得すると周囲からは拍手で賛成したり「いいね!」と立ち上がって喜ぶ子もいたりします。
もちろん気分が乗らず参加しない子もいます。
そんな時は保育者がその子のそばで一緒に、その会を見守ります。
そして保育者が中心でも他の誰かが中心でもなく一人ひとりが中心となるように丸くなって行うスタイルです。

【外遊び】

公園に出掛ける日の写真です。
4人乗りのベビーカーには黄色い帽子の1歳児2名が乗っています。全員で同じ場所に出掛ける日も保育者は子ども達に問いかけます。
「赤ちゃんと一緒に行きたい人」
「いっぱい歩いてお散歩しながら公園に行きたい人」
「ベビーカーが空いているからこれに乗りたい人は乗って行ってもいいよ」
と子ども達にたくさんの選択肢を与え自分で決めさせた場面です。
  
目的地は全員一緒だけど、2ルートに分かれて公園で合流!
それぞれの遊びを存分に楽しみました。

腰かけて休憩中の子どものそばにそっと寄り添う保育者!「疲れた?」「次何する?」ではなく、子どもの言葉に耳を傾け、話しを聞いていました。

【室内遊び】

年齢別のクラスで分けた方が楽しめるもの・静と動に分かれるなど室内でも選択の場はたくさんあります。この女の子は、クラスの子がみんな外に出掛けましたが、「今日は赤ちゃんと一緒に遊びたいの」といって0歳児のお部屋で自分の遊びを満喫していました。

大人が「これはこうして遊ぶんだよ」と説明しなくても自分で見て学ぶ0歳児
自分より少し大きな先輩が近くにたくさんいます。
2歳児の男の子が「かわいいね~!!」と顔をよしよししてあげて、嬉しそうな男の子

「私がエプロン付けてあげるね」とお姉ちゃんにエプロンを付ける1歳児

大人が教え込む優しさではなく、みんな自分がしてもらった「ありがとう」や「優しさ」を自然とやってあげています。
 

 
「先生はこう思うんだけど、みんなはどう?」
「あなたはどうしたい?」
子ども達も保育者も共に楽しい一日となるよう気持ちに寄り添い、言葉だけのコミュニケーションでなく表情や態度などからも思いをくみ取り、保育を実践中です。

 

キャラクター
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