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ほっぺるだより

Letter

ほっぺるランド 東立石

保育士、学生の皆さんへ 

保育園は園長のカラーにより、園の数だけ様々な保育観があります。

今までのやり方の中で、不都合に思う部分は改善し、そして実践し、
上手くいった事は取り入れ失敗した事はまた考えて改善し実践する。
「上手くいく」にはその根拠があり、「失敗する」にはその根拠があります。
「何となく上手くいった」はいつか失敗します。

園の評価で口コミを気にしている方もいますが、
「園の評価は園児がどう感じているか」が一番と思っています。
子どもたちが「今日は保育園楽しかった」と一日の園生活を終えて思えれば、
その保育園はいい保育園と思います。
お迎えの時「今日は楽しかった、明日も楽しみ」と話している園児の様子が、
保護者の安心感にもつながります。

子どもに接する保育者が楽しくなければ、子どもが楽しい保育園は作れません。
「子どもが大人と遊ぶ」と「大人が子どもと遊ぶ」は似ているようで全く違います。
大人が遊んでしまっては、園児の置き去りなどの事故が起こります。

保育は自由であるべきです。一番大切な事は「子どもの生命を守る事」。
その上に立って様々な保育園での活動が展開されます。

トウモロコシは身近にある野菜ですが、小さな種をまき芽が出て1日ごとに大きくなり、
園児の背丈を超えて成長しトウモロコシの実が成る。当たり前と言っては当たり前ですが、
そんな体験が乳幼児期の心の成長に大切と考えています。

「そんな事をすると鬼がくるよ」などと子どもに恐怖心を与える事も良くないです。
実際には鬼が来るわけではないので。

「子どもの人権に配慮した保育」をするためには「保育士の人権に配慮した保育園」でなくてはなりません。

「職員間の仲のいい保育園」はどこの保育園でもそういうでしょう。
「職員間の仲のいい保育園」は園長の気に入る保育をするのではなく、
子どものためには経験が多い少ないに関係なく職員が自分の意見が言える環境と考えています。
何かの事故があってから「あの時に言っておけばよかった」は役にたたないので。

理不尽な点があれば、子どものために園長に対しても意見をいう事が保障されなければ、
「職員間の仲のいい保育園」ではありません。

園長の自分がこう言うのは何ですが、ほっぺるランド東立石はあと100年くらいは働きたいいい保育園です。
一緒に働いている職員には感謝しています。

あなたの感性をほっぺるランド東立石は求めています。

ほっぺるランド東立石 助川

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