ほっぺるだより
Letter
ほっぺるランド 佃
見守る環境づくり ~第一部 保育をする楽しさ~
今回は、ほっぺるランド 佃がお送りします。
私たちが認証保育園だったころからずっと大切にしていることは、
「ひとりの子どもを多くの大人のあたたかな目で見守る環境づくり」です。
今回は、この園で働く仲間たちに、『ほっぺるランド 佃で保育をする楽しさ』について
率直な印象をインタビューしてみました!
五感を使って、自分がわくわくする保育が思い切りできて幸せ!!
鵜川奈保先生(副主任/ほっぺるランド 佃 勤務8年目)
この園は年間テーマに力を入れていて、子どもの主体性を大切にしながら取り組めることが面白いです。
以前、5歳児の担任をしていた時、「にほんのくらし・わらべうた」というテーマを基に環境設定を行ったら、
子どもが自ら日本の文化に親しみ、絵本から寿限無の落語を覚えていったことがあり、
みんながどんどん暗記していったんです。あれは最高だったなと、今でも強く印象に残っています。
私は表現活動が得意なので、子ども達とよく絵の具遊びを楽しんでいます。
子ども達に多くの素材に触れて親しんでもらいたいので、お散歩の際に枝などの素材を探しに行き、
自然素材を使い季節感を感じられるよう意識しています。日頃から子ども達と過ごす中で、
子どもが何を感じ、何を考えて、なぜそれを手に取ったかなど想像を膨らますようにしています。
保育者の語り掛けに、子どもが応え、お互いのやり取りの中で、子どもが何に気づいたかを自分が気づく瞬間、
子どもの感性に感銘を受けています。
保育士一人ひとりの得意なことを尊重し、それぞれの得意なことを
自由にのびのびやらせてくれる保育園だから日々楽しい!!
子どもにハマった!と思う遊びは、いつだって子ども達が発信したものだった。
山岸美奈代 (副主任/ほっぺるランド 佃 勤務3年目)
幼稚園で勤務していた時は、1日のカリキュラムが決まっていて、毎日の流れが同じように感じていました。
初めての保育園勤務でこのほっぺるランド 佃に来て、子ども達が興味のあることや、
やりたいことを尊重しながら保育ができる環境にやりがいを感じました。
例えば、4歳児担任だった昨年度に段ボール遊びを展開しました。子どもが段ボールを持ってきた時に、
切って、広げて、何を作るのかなと思っていたら、お寿司屋さんを作ると言い出したんです。
回転寿司屋さんを生き生きしながら作り始めていました。他の子ども達も参加して、
自分たちが遊びを見つけて、意見を出し合いながら、遊びを作っていく様子が印象的でした。
「遊びが展開して継続的に続いていく。」そういう環境があるのって「いいな」と。
私は、子ども達が意見を言える場を作っています。そして、その意見をどんどん保育に取り入れていくようにしています。
子ども達の感性の豊かさに、たくさん気付け、のびのびした雰囲気がこの園にはあると思うんです。
いかがだったでしょうか?
私たちほっぺるランド 佃は、子どもも大人も一人ひとりを尊重することで、
子どもと一緒に感性豊かに保育をすることができています。コロナ禍が落ち着いたら、是非一度ご覧いただきたいです。