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ほっぺるだより

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ほっぺるランド 佃

お米の脱穀(食育) 〜苗を植え育て、お米が炊けるまで〜

昨年と同様、子どもたちが苗を植える体験から始まり、
脱穀し、お米が炊ける様子を観るところまでを一環とし食育を行いました。
この経験を通し、身近なお米についての理解を深め食べ物に感謝し、
大切にいただくということにつながっているように思います。

この食育を通して、
給食の時間にお米から食べ始めることや、
お米を完食することが多くなった子どもたち。

苗を植え


夏に泥まみれになり感触を楽しみながら丁寧に植えました。

お米食育の日(3歳児クラスから5歳児クラス)
お米はどんな風にどこで育ち、私たちの口に入るのか。
農家さんのお仕事を写真で見ながら、学びました。

「先生!お米を見つけたよ」

脱穀(割り箸を使って)
稲の穂の部分を割り箸に挟んで引っ張り、籾を下に落としていきます。

「難しいから一緒にやってー」
(コツが必要です)

籾摺り(すり鉢を使って)
すり鉢の中に脱穀したお米を入れて、ゴリゴリと擦って籾を外していきます。

「あ!お米が出てきたよ!」

「よいしょ!よいしょ!けっこう力が必要だなー」

「こぼれちゃうね!これでいいのかな?」

お米と籾殻に分けていきます。
「見て!お米!!」


「お米を集めたよ!」

炊飯
透明の蓋の鍋でグツグツお米が炊けるところを観察しました。
「わー!!美味しそう!!」いつものお米に炊き上がったことに感激していました。

脱穀の経験から、「一粒一粒を大切に食べる」という意味を理解したように思います。
収穫した際に子どもたちが稲穂についている米粒を数えはじめ、
稲1株に100粒ほどの米しかついていないんだ!と少なさに驚き、
きっとお茶碗1杯分は20株ぐらい必要だね。
と会話をしていました。
実際に実っているものを見て数え、
普段食べているご飯がどれだけ有難いものなのか理解したように感じました。

「先生、お米の一粒が大事だよね」落ちたお米を大切に拾い集めました。

オイシックス・ラ・大地株式会社さんから乾燥した稲を提供していただき、
みんなでたくさん脱穀を体験できました。
ありがとうございました!!

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