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ほっぺるだより

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ほっぺるランド 新島橋かちどき

優しさと笑顔が集う場所(4、5歳保育参観)

今日は4、5歳クラスの保育参観がありました。

普段、活動の時間はお仕事を頑張っている

ママやパパ。

でも今日は大好きなママやパパが一緒に活動をしてくれる。

ものすごい張り切る子どもたち。

嬉しい気持ちが朝の会の歌からヒシヒシと伝わってくる。

向日葵が太陽に向かって真っ直ぐに

伸びようとする姿が見えてくるかのような、

元気で幸せな気持ちが込められたな声が保育室に響き渡ります。

 

その声に応えるように、

月の歌に毎日の歌が

歌い終わるたびに保護者のみなさんから

子どもへあたたかい拍手が

贈られます。

 

今日の活動はブンブンコマ作り。

穴が2つ空いた牛乳パックを片手に、

作り方の説明をする政村先生。

保育室の後ろで子どもの様子を見ている

保護者から、息をのむ音が聞こえてきそうな

静かさが漂っています。

やはり、普段とは何かが違う

保育参加。

 

道具箱からクレヨンをとり、

座る子どもたち。

いざコマの色を塗り始めると、

それまでの静けさが嘘のような

賑やかさが戻ってくる。

 

続々と塗り終わり、紐が通され、

完成するブンブンコマ。

子どもと保護者のみなさんの間にあった

不思議な距離が縮み、子どもの横に

やってくるお父さんにお母さん。

笑顔が輝いている。

幸せな、あったかい風が穏やかに流れる。

 

今日の保育参観で特に印象的で、

嬉しかったことがあります。

残念ながらお越しになれなかった

保護者様の子ども。

保育者がそばにつこうかとした瞬間。

他の保護者様が自然と、その子に寄り添ってくれる。

「紐をいただけますか」と

保育者に声をかけてくれる。

紐を渡すと、その子のために通し始める。

「難しいよね〜」と笑顔を浮かべながら奮闘。

紐が通ると、一緒に遊ぶ。

 

夏の小川がゆったりと流れるのを

見ていかのような心地よさがここにある。

さり気なく、自然に、心に沁みわたる優しさ。

「子どものために」とか「可哀想だから」とか、

そんなものではない。

ただただ自然と手を差し伸べる。

私には、そう見えました。

殺伐としたことが多い現代。

こんなにも素敵な光景を見ることができるって、

本当に幸せなこと。

 

声をかけてくださった保護者の皆様、

本当にありがとうございます。

 

気づけば時間はあっという間に過ぎ、

そしていつの間にかティーパーティーの

ような賑やかさ。

子どもと親。

親と親。

楽しそうにしている。

 

 

子どもがいるから、

生まれる賑やかさ。

そんな気がします。

保育園ってところは、

やっぱり凄いです。

「保育園がすごい」のではなくて、

「子どもが集う場所」がすごい。

 

 

子どもが集う場所には、

親が集う。

子どもが集う場所には、

笑顔が集う。

子どもと親と笑顔が集う場所には、

優しさが集う。

その代表格といっていいのは、

保育園なのかな、なんて思ったりします。

手前味噌かな?

 

ちなみに、今日のために準備を進めていた

政村先生。お疲れ様でした。

いつもよりも気合の入ったピアノ。

保育参観が終わった後に「政村先生お疲れ!ピアノ練習したの?」と

聞くと、「めっちゃ練習しましたよ〜」と。

だよね〜。普段以上に気合が入ってたもん!

みなさん、ありがとうございます。楽しい時間でした!!

 

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