ほっぺるだより
Letter
ほっぺるランド 横浜岡野
大切な「生きる力」を育てたい
こんにちは。ほっぺるランド 横浜岡野です。
今回のほっぺるだよりでは、私達が大切にしたい『非認知能力』をテーマにしたいと思います。
。
私達保育者が園児に関われる時間は、その子の人生からするととても短いものです。
園生活を充実させるため、その子の将来のため、“基盤づくり”にすることが重要だと考えています。
私達は園児の将来を見据えた、『生きる力』を育てたいと考えているからです。
『生きる力』とは具体的に、
「何かに夢中になる」
「粘り強さがある」
「協調性やコミュニケーション能力がある」
などの、大人になって必要となる能力のことです。


これらは一般に、『非認知能力』と言われており、
乳幼児では、自分で考えて遊びこんだり、好きな玩具に夢中になったりする経験で、
その能力が培われると言われています。
横浜岡野でも、園児の『非認知能力』を育むべく、
『ありのままでも無条件の愛を感じる保育』
を目指しています。
「今どんなことに興味、関心があるのか?」
何気ない言葉や行動から察知し、その環境を整えます。
先日の出来事です。
1歳児の幸太郎君(仮名)は、絵本を棚から出してはポイ、出してはポイ、を繰り返していました。
担任の保育者は、初めのうちは投げた本が他のお友達にぶつかりそうで怖かったのですが、
近づいて見守り続けることにしました。
安心して続ける幸太郎君は、結局、全ての本を出すと満足そうな顔でブロック遊びの方に行ってしまいました。
そのままだと危険なので、保育者が絵本を元に戻すとまたやってきて絵本をポイっと出しはじめました。
数日、これを繰り返しましたが、ある日満足したのか本を出すことを止め、他の遊びをするようになりました。
もしこの遊びを「散らかしているだけ」と咎めていたら、「自分は大人に嫌われている」と塞いでしまったことと思います。
大人の「片づけたい」を押し付けるのではなく、自分が興味関心を持った事を納得するまでやり切ることが大切だと感じた出来事でした。
このような関わり方により、最後までできたという達成感や、自分の行為を止められなかったことによる大人への信頼感が育まれます。
大人からは一見「いらずら」や「ムダ」なことに見えますが、自分の意志で手や足が思い通りに動くようになるまで、
その行為は繰り返されます。そしてできるようになると興味を失うこともあります。
また、好きなものに熱中すると、まわりの人が声をかけても気が付かないほどの集中力を発揮することもあります。
これらの興味関心、自己肯定感を育むことが「生きる力」になると確信しています。
保育園在園時に、どんな大人がどんな関わり方をしているかで、その子の将来が変わってしまうかもしれません。
ほっぺるランド 横浜岡野では、子どもの行為を「おもしろいな」「すごいな」と感じられる保育者が、
温かく、そして愛情深く見守ります。
そして、園児が同じ事を繰り返し行ったり失敗したりしても、チャレンジできる機会をご用意します。


「この大切な時期に生きる力の基礎が育まれるように」と願いを込めて。
卒園生が立派な大人になっていつか再会できることを楽しみにしています。

