ほっぺるだより
Letter
ほっぺるランド 板橋小豆沢
公園マップ作り
4歳児の子ども達がマップ作りを通して学んだことをお伝えします。
普段よく行く公園には、何があるのか?どこにあるのか?などを考え、友達と話し合いながら作成しました。
公園の中で、様々なマークを見つけました。
見つけたマークの意味をそれぞれ考えます。
喫煙禁止マーク 「たばこはすてちゃだめってまーくだね。」
公園の使用案内マーク「ぼーるはつかっちゃだめってことかな。」
トイレマーク 「くるまいすのまーくだ。」
「これはおとこのことおんなのこのまーくだ。」
「そのしたはおかあさんとちっちゃいこだね。」
「あのまーくはなんだろう。」
公園で色んなマークを見つけた後、自分たちで公園の遊具や目印になるもののマークを作ってみることにしました。
作ったマークは公園と同じ配置でマップに貼り付けていきます。
沢山のマークを貼り付けていくうちに、いつの間にか公園マップは完成していました。
また、マップ作りから新たな発見をする様子もみられました。
以前絵を見ても分からなかったトイレのマーク(オストメイト)に疑問を持った子ども達は、タブレットや本を使い、マークの意味について調べていました。
そこでお尻からウンチが出せず困っている人がいること、オストメイト(人工肛門)を使って排泄を行うことを知りました。
次の日、オストメイトについて調べた子が、朝のサークルタイムの時間を使ってまだ知らない子に伝えます。
こうした取り組みから話を広げていき、歩けず車いすを使う人がいたり、目が見えず杖を使って歩く人がいたり、耳が聞こえず手話をつかう人がいたりすることを学びました。
手話に興味を持った子ども達は、簡単な言葉を手話で話してみることに挑戦します。
年度の最後に行う生活発表会では、子ども達が作ったマップの発表と、
手話を取り入れた合唱「きみといっしょに」を行いました。
遊びの中で様々なことに気付き、沢山の事を学ぶことができました。