ほっぺるだより
Letter
ほっぺるランド 板橋小豆沢
いつもありがとう
今回は、ほっぺるランド 板橋小豆沢がお届けいたします。
ほっぺるランド 板橋小豆沢は、元々は銭湯だったところを改修して作った保育園です。
そのため、玄関先でご近所の方にお会いすると
「ここは保育園になったんだね。」
「昔はここの銭湯によく通っていたんだよ。懐かしいな。」とよく声を掛けていただけます。
また、散歩に出掛けると、近所の床屋さんがお店から顔を出してくださいます。
床屋さんは、「子ども達が喜んでくれるように」と店先に工夫をしてくれているんです。
これはほんの一例ですが、他にも近所の方々には日頃から大変お世話になっており、
いつも温かく見守ってくださる近所の方々に「プレゼントをあげたい!」と子ども達から声が上がりました。
「早く渡しに行きたい!」
「喜んでくれるといいな。」
と思い思いに感謝の気持ちを込めながら作ります。
プレゼントを作り終えると、今度は誰が渡すのかに思いを巡らせます。
子ども達は、自分達で考えた言葉もプレゼントすると決めているからです。
みんながやりたいお渡し役を、子ども達同士で話し合って解決する姿は、子ども達の成長を感じる瞬間です。
子ども達が一生懸命に作ったプレゼントは、地域の方にとっても宝物になったようです。
いつも顔を出してくれる床屋さんに、ショートケーキの制作物をプレゼント!
いつもおいしいお肉を提供してくれるお肉屋さんに花束のお返しを。
園の大家さんには、花飾りをプレゼント!
このように、私達は地域の方に支えられながら、日々生活をしています。
地域の方々に恵まれたほっぺるランド 板橋小豆沢のこの環境での経験は、
子ども達が今後社会に出る中で、かけがえのない財産になるはずです。
私達は、この豊かな生活体験をこれからも大切にしたいと心掛けています。