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ほっぺるだより

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ほっぺるランド 大谷口

おせんべやけたかな

去年のほっぺるだよりは調理さんとクラスのコラボ企画『ぐりとぐらのカステラ作り』が大好評でした。
今回はとてもユニークに遊んでいる2歳児クラスの様子をご紹介します。

1歳の時よりままごと遊びが大好きな2歳児クラスうさぎ組。前年度は、フェルトやチェーンをお鍋からお鍋に移したり、
保育者に「どうぞ」と渡しに行き、やり取りを楽しんだりしていました。
最近は、花はじき・チェーンリング等様々な見立て食材を大きなお鍋に入れてかき混ぜ、
盛り付けた料理を保育者や友達に振る舞って喜んでいます。
言葉の発達と共に
「いらっしゃいませー、何が食べたいですか」
「お肉ありますよー」等
お家の人やお店の人になりきった言葉も聞こえて来るようになりました。

6月、丸く切ったフェルトを新しくままごとコーナーに置くと、早速気付いた子が遊びに取り入れ始めました。
「はーい、いらっしゃいませ~おせんべ焼けましたよ」と嬉しそうな声。
よく見てみると・・・丸いフェルトをお盆の上にトングできれいに並べて、キッチンセットのオーブンの中に入れています。

その姿を見た数人の子が「なになに~?なにしてるの??」と不思議そうに集まってきました。
そこでよりイメージが湧くように、また、友達とイメージを共有できるようにおせんべの写真を掲示してみました。
保育者も「いらっしゃいませ、どのおせんべがいいですか」と遊びの輪に入ります。子ども達は嬉しそうに好きなおせんべの写真を指差していました。
「このおせんべは『ざらめ』と言って甘いですよ」と伝えると「ええーっ!!!甘いの??!」と興味津々です。
そんなやり取りを楽しむ姿が増えていき・・・うさぎ組におせんべブーム到来です。
自分達で味を考えるようになり赤いフェルトを乗せて「これは辛いですよ~」とごちそうし合うようになりました。

ある日の保育では画用紙や丸く切った段ボールを用意し、クレパスで模様や味をつけて遊びました。


その後は子どもの様子に合わせて、段ボールや黒い画用紙、はけを準備。
「これは何だろう・・・」と手に取ってじっくり眺めています。
「醤油味のおせんべは、はけで醤油を塗るんだって」と写真を見せると、
模倣して醬油せんべいやのりせんべいも売られるようになりました。


またしばらくしたある日の保育では小麦粉を用意。塩や油、水を入れてコネコネ・・・気分はクッキングです♪

「サラサラしているなぁ」

「こんな形になったよ!!」

「うわー、食べられそう・・」

絵本コーナーに用意した『せんべいができるまで』の本も大人気で、
「このおせんべ知ってる!食べたことあるよ!!」
「これ大きいね~ふわふわしてる」
「お腹みたいだね~ウフフ」と
子ども達の会話も拡がり、とても楽しそうです。


遊びの中で何度も楽しんでいるせんべい作り。
みんなで実際に作れたら楽しいな、みんなで楽しみたいな、、ということで
11月に行われる親子参加の行事【エンジョイデイ】はクッキングをすることに決まりました。

事前に作り方の写真を保育室に掲示すると、じっと眺めたり、「これ、本当に作るの?」と
保育者に聞いたりして楽しみにする姿が見られるようになりました。

当日はお母さんやお父さんと一緒に登園。
エプロンにバンダナ、マスクをつけて準備万端です。
ちょっぴり不安そうな子、ワクワクが止まらない様子の子、
様々な子がいる中で、いよいよクッキングスタート!!!

「かたいなあ・・ギュッギュッ」

「みてー!!ハートにしたよ」

ご飯を手で押して形を決めたら、ホットプレートで焼いていきます。
焦げ目がついたらひっくり返すのですが、ごま油のいい香りに食べたくなる子続出。

自分のことは何でもやってみたい2歳児。
「自分で自分で!」と
一生懸命へらでひっくり返していました。
特に、醤油をはけで塗る作業は興味深かったようです。


「ジュウジュウいってるー!!」
「パリパリだ~」

じっくり両面を焼いて、味付けをして、いよいよ完成です★

「できたぁ!!!」
「いいにおい~(うっとり)」
「はやくたべようよ!」

とっても嬉しそうな声が聞こえてきました。
楽しそうな子どもの姿を目の前にお父さんお母さんも笑顔が絶えません。

初めての親子クッキング、大成功です★


0歳児クラスの時より、いつも安心できるゆったりとした言葉掛けと共に不快な部分を取り除いてもらい、
お腹が空いたら優しい表情の大人にミルクを飲ませてもらう・・・
愛情豊かに応答的な関わりをしてもらった子ども達は保育者のことが大好きです。

1歳児クラスになると、大好きな先生を見て
「何かやっているなあ」
「何か始まるのかな」
と保育者の周りに自然と集まるようになり、
みんなで好きな絵本を見たり、童謡を歌ったりして喜ぶ姿が見られるようになりました。
《こっちのたんぽ》や《ここはてっくび》等わらべ歌遊びも人気で、
関わり遊びをすると満面の笑みで人差し指を立て、
「もう一回!」と保育者にお願いしたり、
ままごと(お世話)コーナーにいる人形や動物に同じようにやってあげる子どももいました。

0歳児クラスからの関わりが今に繋がり、更に今後に繋がっていきます。
さあいよいよ来年は3歳児!! 幼児組の仲間入りです。
どんな成長を見せてくれるのでしょうか、ワクワクしています。
子どもたちと一緒に日々の生活を楽しみながら、
「どうしてだろう?」
「やってみよう!!」
を大切に、過ごしていきたいと思います。

キャラクター
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