

ほっぺるだより
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ほっぺるランド 新島橋かちどき
憧れることの大切さ(4,5歳お店屋さんごっこ)

ほっぺるランド新島橋かちどき
<ごっこ遊び>
子どもは何かとごっこ遊びがすきですよね。
男の子はヒーローごっこ。
女の子はプリンセスごっこ。
一番身近なごっこ遊びと言えば、
キャラクターものの洋服を着ること。
その洋服を着てポーズなんかの真似をすれば、
なりきってヒーローやプリンセスの世界観に入り込みます。
子どものごっこ遊び好きは天井知らずです。
このごっこ遊びを保育園の中で可能な限り追求した
もの、それは「お店屋さんごっこ」です。
お店で売っているものを、
子どもと保育者がジックリと時間をかけて製作。
1、ハンバーガー屋。 2、パン屋。 3、たこ焼き・焼きそば屋。
4、ケーキ屋。 5、楽器屋。 6、携帯電話屋。 7、アクセサリー屋。
子どもが一生懸命に作った品々。
そして、この品々でお店屋さんごっこを楽しみました。
今回はAチームとBチーム、買うチームと売るチームに分け
交互に両方を体験してもらう体制です。
<期待に胸が弾む>
お店屋さんごっこを始める前に、
お手製のお財布と品物を入れる袋を渡しました。
子どもたちはウキウキした表情で受けとります。
かたや、お店サイドでは
「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」を
言う練習。両方の準備が整ったら、いざ開始。
ウキウキで買い物会場へと向かう、買う側。
少し緊張しながらもドキドキを隠しきれない、売る側。
初めはぎこちなさがあるものの、段々と慣れ
大きな声が聞こえ始めました。
まるで夏祭りの出店を見ているかのような光景。
大賑わい。
欲しい品物を伝え、いくらになるのかと答え、お金を渡す。
「あーー!もうお金ない!」
「いらっしゃい!いらっしゃい!」
生き生きする子どもの姿は、
見ていて本当に楽しいですね。
<あこがれることの大切さ>
手をたたきながら「いらっしゃいませ!」と
声をだす子、手を体の前にソッと添えきちんとした
姿勢でお客様を出迎える子、色んな子どもがいました。
皆それぞれが、それぞれ抱くイメージを
糧にかっこいい自分になろうとする。
あこがれる対象がいなければ、
その気持ちは生まれない。
あこがれることの大切さを、
このごっこ遊びが教えてくれました。
今回は初のお店屋さんごっこ。
次は3歳さんたちをお客様に、お店屋さんごっこを
する予定です。
そして、その次は園交流で他園の子どもたちと
楽しむ予定。
まだまだもうしばらくは、お店屋さんごっこ熱が
下がりそうにありません。

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