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ほっぺるだより

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ほっぺるランド 新島橋かちどき

友だちと見上げる特別な星空(4,5歳プラネタリウム鑑賞)

ほっぺるランド新島橋かちどき

主任 藤得

1、プラネタリウムのお誘い

2、友だちと見上げる星空

3、一緒という特別な時間

1、プラネタリウムのお誘い

保育園から徒歩30分くらいの所にある区が運営する

郷土天文館様から、4,5歳クラスに

プラネタリウム鑑賞の

お誘いを頂きました。

有楽町などに行けば高性能なプラネタリウムは

沢山あるのですが、保育園のお友だちと一緒にいく

というのは冒険のようなものを感じるようです。

2、友だちと見上げる星空

プラネタリウム鑑賞の話を子どもに伝え、

あまり行くことのない場所へと向かいます。

普段のお散歩とはまた違う印象のある、お散歩。

さらにあまり行かない方面に向かっているので、

子どもたちはいつも以上に楽しそうにしています。

 

途中墨田川沿いを歩くのですが、

太陽が川に照り付け綺麗な光の輝きが

増していました。

それを見た男の子が、

「ねえ、どうして太陽は僕を追いかけるの?」と

なんとも微笑ましい質問を。

「君のことが好きなんじゃないかな」と

返事をすると、「そっか!!」と笑顔で言って

納得していました。

 

片山健:作で「おつきさまこっちむいて」という

絵本があるのですが、描かれていることと

全く同じ出来事が目の前で起きたので驚きました。

「当たり前」なものが「不思議に満ちたもの」として

見る、子どもの感性はあたたかな輝きを

もっているなと感じました。

 

3、一緒という特別な時間

郷土天文館に到着すると、館内やお鑑賞中の

注意事項について係りの方からお話がありました。

夜空を連想させるような館内の心地いい暗がりが

子どもたちの気持ちを不思議な空間に誘ったのか、

吸い込まれるようにジッと耳を傾ける子どもたち。

 

プラネタリウムの上映空間に入り、

照明が落ち、

静かに、でも迫力のある音と

ダイナミックな大きな映像が天井に流れ始めます。

今回のプログラムは、皆の好きなポケモン。

ポケモンと知る星の物語。

 

登場するキャラクターの名前を言ったり、

笑ったり、息をのんだり、

大忙しな様子。

保育園の素敵な所の一つとして、

友だちと一緒に色んな体験ができることです。

家族でも、親せきでもなく、

「大好きな友達と一緒」。

もしかしたら、天文館よりも最先端な

機材を使用したプラネタリウムを鑑賞した

ことのある子どもがいるかもしれません。

でもどんなに最先端の機材であろうと、

一緒に見上げる相手が大事ですよね。

 

きっと子どもたちは、一緒に生活を送る

友だちとだから楽しめるプラネタリウムを

味わったのではないかなと思います。

プラネタリウムは、

星の輝きと

友だちと一緒という特別な時間を

プレゼントしてくれたように感じます。

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