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ひとり一人の絵本をひらいていく。イベント「THE 絵本」

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ほっぺるだより

新島橋かちどき

ひとり一人の絵本をひらいていく。イベント「THE 絵本」

ほっぺるランド新島橋かちどき

主任 絵本専門士 藤得

6月22日 土曜日 朝6時23分 東西線

平日の東西線乗車率199%なのだが、

さすがに土曜日はすいている。

珍しく座ることができ、音楽を聴きながら

ボーッと前を見ていると視界の右端に

中学生か高校生の女の子が目に入る。

 

黒を基調とし、サイドにピンクのラインが入った

いかにもスポーツ少女な格好。

大きいミズノのリュックが足元に置かれている。

テニスかな?

と思いながら、ふと表情を見ると

目が離せなくなった。

 

口元をキュッと締め、目は近くを見ているようで

そこではないどこかを見ている。

目元を手で拭う。

 

あっ・・・・泣いてる・・・。

 

そう思った。

その子はおもむろにイヤホンを取りだし

耳に押し込む。

自分の気持ちに蓋をするかのように見えた。

 

仕草を見ていると興味が深まり、

その子の一挙手一動作を

見逃したくない欲求が出てくる。

が、そうしてはいけない気持ちも同時にでてくる。

 

「なぜ見たいのだろう?」

と疑問が湧いた。

疑問の答えを探すようにもう一度、

コッソリと目を向ける。

 

彼女はもの哀しそうにしているが、

それだけではないと感じた。

 

「前を向くために、何かと闘っている。」

 

力強いのだ。

なぜだか、そう感じた。

だから、目が離せなかったのかもしれない。

 

 

6月16日に新島橋かちどき園でやった絵本イベント

「THE 絵本」の幕を無事に下ろすことができました。

 

ご来場頂いた皆様、ありがとうございます。

ご支援いただいた各出版社様に絵本専門店様、

ありがとうございます。

 

当日、スタッフをしてくださった保育者の皆様、

ありがとうございます。

 

サポート・応援してくださった保育園に本部の皆様、

ありがとうございます。

 

何より森園長にのぞみ主任、政村先生に梅田先生、

本当に、本当にありがとうございます。

 

THE 絵本の準備をしながら

色々な不安がありました。

「このイベント本当に大丈夫か?」

という漠然としたもの。

 

「お客様来てくださるのかな・・・」

という集客面。

 

「楽しんでくれるだけの内容になっているかな」

というソフト面。

 

どことなく立ちこめる霧のような掴み所のない不安を

抱きながら前に進みました。

ただひたすらに、できることを一つ一つ

取り組むことを大事にして。

 

するとね、不思議なことに沢山の

ご縁が生まれました。

絵本専門士養成講座が繋ぐ出逢い。

偶然知り合った方が繋げてくださった出逢い。

とにかく「奇跡」としか言いようのない出逢い。

(絵本作家本間ちひろさんのこと!)

THE 絵本。実行委員会(イベント運営スタッフ)の面々が生む出逢い。

とにかくご縁がご縁を生み、

今回のイベントを形作った。

 

そして迎えた本番。

もう言葉がでません。

写真が全てを物語っています。

 

子どもと作る1冊の絵本。

「絵本工作教室」

 

 

みんなで読むからエキサイティングする。

「ドラマティックおはなし会」

 

 

音と言葉がドラマを紡ぐ。

「ちょっと不思議なおはなし会」

 

 

裸一貫で突き進む。

絵本作家本間ちひろさんとお届けした

「絵本トークセッション」

 

 

笑顔が伝える愛のぬくもり。

「子育て・乳児絵本コンシェルジュコーナー」

 

 

大人も子どもも、自分の心に目を向ける時間。

「絵本フリースペース」

 

アンケートを見ると、

どれも素敵なことを書いてくださっている。

会場におられる方の笑顔や、

一心に絵本に目を向ける姿を見ていると、

どなたも楽しんでくれているのが伝わってくる。

 

よかった。。。

よかった。。。

 

気づけば、

あっという間に終わりを迎える。

 

楽しいだけではない。

でも、だから楽しい。

だって真剣になるから。

全力で取り組むから。

知らないこと、やったことのないこと、

今まで考えもしなかったことが目の前に

現れて手にとる時間が生まれるから。

 

今回のイベント、真剣に想いをこめました。

だから嬉しい。

絵本を味わってくれる姿を見ると。

 

人がいて絵本につながり、

絵本がまた人と繋げてくれ、

人 絵本 人。

それが、THE 絵本というイベントでした。

 

人生に勝ち負けはない。

だけど自分との闘いには勝ち負けはある。

だから、これからも私は時に自分と闘いながら

進んでいきます。

進んでいく先に、笑顔があることを知っているので。

 

この長—いものを読んでくださった方、

お付き合いくださりありがとうございます。

お付き合いくださったついでに、

今後ともよろしくお願いします。

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