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ほっぺるだより

Letter

ほっぺるランド 新島橋かちどき

絵本という特別な時間

ほっぺるランド新島橋かちどき

副主任 藤得

 

保育の中でよく

子どもたちと一緒に

絵本を読むことがあります。

 

その中で

感じたことを

書いていきたいなと

思います。

 

 

私が小学生の頃、

家族4人で毎週末

レイトショーで

映画を観に行くのが

恒例行事でした。

 

自宅から車で

40分くらいかけ、

海老名という場所にある

映画館。

 

映画館に近づくと

工事現場があり、

そこを通り過ぎると

白いレンガが両側に

積み上がった坂がある。

映画館はその少し先に

ありました。

 

工事現場を

目にすると、

「もう少しで着くなー」

と感じ、

ワクワクした気持ちが

強くなったものです。

 

車に乗り

発進した時から、

日常から

家族で過ごす

特別な時間が

始まる。

映画を観るのが

楽しいのはもちろん。

 

でも何より楽しいのは、

家族と過ごす

特別な時間が

私の宝物でした。

 

 

今思い起こすと、

この体験は絵本も

同じなのかもしれない

と感じることが多々あります。

 

お母さんやお父さんが

子どもに絵本の表紙を向け、

ページをめくる。

 

子どもは

読む親の目や姿を見て、

声を聴き、

安心して絵本の世界に入る。

 

絵本を楽しむ時間とは、

絵本を見るだけではないの

だなと感じます。

 

大好きなお父さんや

お母さんと、

絵本を通して

普段とは少しちがう

特別な形で触れ合う。

 

お迎えにきた

お父さんやお母さんが

絵本コーナーで

子どもに読んでいる

姿を見ると、

子どもだけじゃなくて

大人もホッと

息をぬくリラックスした

時間になっているのかなと

思います。

 

 

絵本を間にした

子どもとの時間。

そこには、

安心と笑顔が

満ちた幸せな空間

なのだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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