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ほっぺるだより

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ほっぺるランド 外神田

~つながるSDGs~ 食の循環

ほっぺるランド外神田では食育活動で、季節ごとにプランター栽培をしています。
また、「できることから」をテーマにSDGsに取り組んでいるので、
その一部を紹介したいと思います。

プランター栽培では、基になる土と肥料を混ぜて土づくりを行うことが、
順調に育つ重要な工程になります。
そこで今回は肥料を買わずに、給食の残菜でたい肥作りをしようということで、
コンポストを始めました。

7月
その日の残菜を給食の先生にもらいコンポストに入れて混ぜます。

「ぜんぶいれまーす」 少しずつ微生物が残菜を分解していき、たい肥へと変わります。

毎日、取り組む中で残菜によって、 分解のスピードが違うことに気が付きました。

「なにも、におわないね」 昨日は、ツンとにおいがしていたのに、日が経つと分解され、においがしない事にも気が付きました。

コンポストバック満タンになってから1ヶ月ほど、熟成させます。

11月

いざ!開封~! 「うわぁ~なんにものこってないね」 「ぜんぶ、つちになった」 と色々な声が聞こえてきます。

土と栄養たっぷりのたい肥をまぜまぜ◎

土の準備は整いました。
さあ、たまねぎを植えよう!

「もう、たまねぎのにおいするよ」

ピンっと葉がたっているものを選びました。

穴を掘って、やさしく土をかぶせます。 寒い冬を乗り越えて温かくなった春に、収穫できる予定です。

「おおきくなってね!」 みんなの思いを受けて、ぐんぐん育つことでしょう。

残菜がたい肥化され、野菜となって食卓へと戻ってくるまでの食循環を体感しています。
子どもたちは(収穫した玉ねぎで)「カレーつくりたいな」「バーベキューしたい!」と
今から胸を高鳴らせています。

現代世代から将来世代のために今後も持続できる社会をつくろう
「できることから」を意識して、毎日を過ごしています。
「おうちで使わなくなったおもちゃがあるから、みんなのためにもって来たい」
今日もそんな子どもの声で、新たな取り組みがはじまりました。

これからを担う子どもたち、明日はどんな日になるのかな♪

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