自然界のブラックダイヤモンド!!クワガタの元ブリーダー戸丸先生によるクワガタ祭り

今回は、９月２日の３～５歳児による朝の合同保育に
新たなお友達のオオクワガタのたけし君、
ミヤマクワガタのこじろう君が遊びに来てくれたお話をしたいと思います。

みなさんこんにちは！

題名の通り元ブリーダーの戸丸です。
私は幼い頃、大自然で育ちました。
夏がやって来るとワクワクドキドキしながら毎週カブトムシ、クワガタの採集に出かけるのが恒例行事でした。
大人になっても忘れられない感動と興奮!!
今回は自分が味わったことを子ども達に伝えてあげたらと思い”彼ら”を連れてきたのです。

ここで少しだけブリーダーについてお話しをさせてください。

ブリーダーと言っても特に資格は必要なく、私の場合は親の影響で
ブリーダーに興味を持ちました。1匹ずつを丁寧に扱いたいので
1シーズンにだいたい７～８匹を育てていました。
幼虫は意外と繊細で素手で触ってしまうと手の脂で死んでしまうので、
触る際にはピンセットで掴むなど細心の注意を払わなくてはいけません。
繁殖の際はオスとメスを一緒のケースに入れますが、
相性が悪いとオスがメスをハサミで切ってしまう事があります。（怖い…）
対策としてオスのハサミを結束バンドで固定してから一緒のケースに入れています。
因みに、ミヤマクワガタは6センチ以下だと5,000円くらい、ペアで3~4,000円が相場です。

外にいるクワガタを育てる場合、直射日光を避け日陰で飼う事が大切です。
室内で育てる時にはクーラーが直接当たらない、23℃～25℃の温度にすることも実は大切なんです！

つい熱くなってしまうのですが、ブリーダー話しはこれくらいにして、合同保育に話しを戻しますね。

当日みんなが集まり、テーブルの上に虫かごが置かれると興味津々に眺める子ども達。
クワガタの種類、特徴、触る際の注意事項をしっかり聞いて
いざ開くと・・・・・

オオクワガタのたけし君
ミヤマクワガタのこじろう君の登場！！
子ども達は驚きを隠せず目をキラキラさせながら「おっき～ね」「顎の形、色が違うね～」と思った事をみんなと共有していました。
5歳児クラスから順番にいざ！！ふれあいタ～イム！！
手の平サイズの85ミリのオオクワガタのたけし君は子ども達に大人気!!
クワガタ達も興奮したのか、いつも以上に動きが活発となり子ども達の手に乗ると動き回る様子でした。
いざ手の平に乗せてもらうと「可愛いね」と体をなでなでし、
周りで見ていた子ども達は自分の順番を今か今かと心待ちにしながら興奮していました。
中には怖がっていた子もいましたが、
いざ触れてみると「可愛いね!!」とにっこり笑顔を見せていました。
みんなゆっくり触れあえて良かったね!!

触れあいタイムが終わると「たけしくーんバイバイ!!」と満面の笑みで見送りしてくれる子ども達でした。
子ども達の笑顔、キラキラした目を見たらほっこりと、とてもいい思い出になりました。
次の機会では成虫ではなくたくさんの赤ちゃんを見せられたらなと思います。

オオクワガタのたけし君、ミヤマクワガタのこじろう君。
ありがとう！！

ほっぺるランド新島橋かちどき
戸丸