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ほっぺるだより

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ほっぺるランド 西荻窪

西荻窪 成長日記

みなさん、こんにちは。
ほっぺるランド 西荻窪です。0・1・2歳児の小規模保育園です。
19名の子ども達が、西荻窪の自然に恵まれた環境の中で、毎日元気いっぱい育っています。

本日は、その子ども達の成長を、製作物と共に振り返ってみたいと思います。

 

●ひよこ組(0歳児)●

「シール貼り、だ~いすき」

入園当初は、まだ、ハイハイだった子ども達。
今では、お散歩は、大好き!公園で走りまわったり、保育者の真似をしたりして
身の回りのことを自分でやりたがるなど、成長を感じます。

シール貼りは大好きな遊びです。シールを台紙からはがして、紙に貼る・・・・
始めは、思うようにはがれず、何度も挑戦する子、あきらめてやめてしまう子、怒って泣いてしまう子などがいましたが、いつの間にか、器用にはがして貼れるようになり、真剣な顔で、集中できる時間も長くなり、びっくりです。
子どもが何気なく貼ったシール画は、ピカソも驚くくらいの素敵な作品ができあがりました。

 

●あひる組(1歳児)●

「花紙 クシュクシュ丸めて何作る?」

初めて花紙に触れたのは、母の日のプレゼント作り。
赤とピンクの花紙を手で丸めて、カードに張り付けてみました。
喜ぶお母さんの笑顔が思い浮かびます。

次は、買い物ごっこのケーキ作り
「楽しいことするよ~」の声がけで子ども達が集まってきました。
赤・ピンク・青・黄緑・黄色・オレンジ・・・・
子ども達の大好きな色をたくさん用意してみました。
「どんな色が好き?」大好きな歌をうたいながら、「あか~」「あお~」と言いながら
クシュクシュしては、「ポーン」となげて、楽しくて楽しくて、クシュクシュ、ポーンをみんなでいっぱい楽しみました。握る力も強くなり、ケーキの台が順調に出来上がっていきました。


次は、カップの中に、丸めた花紙を入れて、担任がラップで包んで、カップケーキの完成です。

お店で売る前に、みんなで、モグモグ食べてみました。
「おいしいねえ~」「うん」「せんせい、どーぞ」「ありがとう」

成長と共に握る力も強くなり、遊び方もどんどん広がっていく「花紙」は、
素敵な素材ですね。

 

●ぺんぎん組(2歳児)●

「自分の好きなことやってみよう」

2歳児は製作が好きで興味を持っていたものの、「こう?」「どうやるの?」と保育者にその都度確認したり、見本を見ながら慎重に取り組んだりする姿が多かったため、『伸び伸びと自分の好きなように表現を楽しむこと』を目標として、製作を活動の中に取り入れるようにしました。
保育者が、決めた物を作るのではなく、子ども達が今興味を持ち夢中になっているもの
(ダンゴムシ探しがブームの時はダンゴムシを題材に)をつくったり、夏には絵具や泡、氷などの感触遊びを取り入れたり、全身で思いきり表現を楽しむ時間を作りました。

様々な体験を通して製作に対し楽しい気持ちが大きくなっていくことで苦手意識が減り、子ども達の中で「もっとやってみたい」「こんなことをしてみたい」という思いも芽生え始めた秋。

11月のお店屋さんごっこに向けた準備を始めると、
「何のお店にする?」
「アイス屋さんがいいな」
「パン屋さんもやりたい」 などお友達や保育者と相談しながら作るものを決めていました。
「みかん味がいいな。オレンジの紙ある?」
「ぶどう味は何色がいい?」
「これ美味しそうだね」と、
言葉での表現が豊かになったこともあり、やり取りをする中でイメージをさらに膨らませ、自分の作りたいものを自由に表現する姿が見られるようになりました。

今日は子ども達が待ちに待った「お店屋さんごっこ」の日!
「どんなお店をしたいか」から一緒に考え、初めてぺんぎん組みんなで作り上げた行事。
小さなお客さんを前に、ちょっぴり緊張しながらも生き生きとした表情で楽しむ姿がみられ、大成功でした。


自分が作ったものを購入されるのが嫌で、「だめでーす」と抱え込んでいるかわいい女の子もいました。
好評だったのは、「牛乳パックの車」「メロンパンとソーセージパン」「アイスクリーム」
『家に帰ってからも、お父さん、お母さん、姉妹でお店屋さんごっこをしました。』
『持ち帰った、牛乳パックの自動車がお気に入りで、松ぼっくりをたくさん乗せて、楽しそうでした。』など、保護者の皆様から、多くのお便りが届きました。

製作活動において、自分が作ったもの、描いたものからは、たやすく空想を広げることができます。ほっぺるランド 西荻窪では、上手い下手、正解不正解ではなく、子ども達一人ひとりが自分の好きなものを好きなように表現できるような環境をこれからも大切にしていきたいと思います。

キャラクター
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