子ども達が主役　ほっぺるランド 大谷口の食育と保育

ほっぺるだよりをご覧いただきありがとうございます。
今回はほっぺるランド 大谷口から「仕事の紹介」をお送りいたします。
ほっぺるランド 大谷口では保育士さんと栄養士さん・調理師さんが連携をして、
家庭との関わりに一役も二役も担ってくれています。
その一部ですが、内容を紹介いたします。

「3歳児のお気に入りの絵本は？」
そう、皆さんご存じの「ぐりとぐら」です。
毎日楽しく見ています。

絵本：「ぐりとぐら」 なかがわ りえこ （著） 、おおむら ゆりこ （イラスト）　 出版社 : ‎福音館書店

と、ある日の事
「このホットケーキ食べたいな～」
担任「じゃあ、何で作っているのか調べてみようか」

「わー、こんなにいっぱいじゃあできな～い」
担任「じゃあ、諦めるの？食べなくていいの？」
「食べたいけど　できない・・・」
「調理師さんに聞いてみよ」

クラスの代表者がお願いに行き、後日一緒に作ってくれることになりました。

いよいよクッキングの日がやってきました。

きりん組のお友達はエプロン・マスク・三角巾を被ってワクワクドキドキちょっぴり緊張気味。
調理師さんが器具や食材を持ってきてくれて、さあ始まりましたよ。

甘くて、しっとりした舌触り、何ておいしいんでしょう‼
興奮冷めやらぬきりん組さんは、早速お母さんに「作って」と催促。
調理師さんはすぐにレシピを作ってくれました。

（様子を見ていたぞう組（年中）さん・らいおん組（年長）さんも作ることになりました。）

これはほんの一コマですが、各クラスが栽培した野菜もおいしく調理してくれたり、
保護者には子ども達に人気のおやつや食事のメニューを掲示したり、紙ベースで「どうぞ」と
気軽に持ち帰れるように用意をしてくれます。今の季節だと梨が出てきますが、梨にちなんだ
おかずやドレッシングのレシピ、梨農家さんや梨の発育紹介の掲示もしてくれています。

10月に入ると、人参コンテストが始まりました。らいおん組さんが考えた人参の数々、
どのアイデアが選ばれ、どんな風に給食に出てくるのか今から楽しみです。

ここで、らいおん組さんのお友達が、インタビューをしてくれたのを紹介します。

「どうやってご飯を沢山作っているんですか？」
調：「調理師4人で協力して作っています。」
「どうやっていろんなメニューを作っているんですか？」
調：「みんなの栄養を考えて作っています。あと、みんなの好きな食材をなるべく取り入れています。」
「イラストの人参をどうやって作るんですか？」
調：「食べられるもので作る予定です。お楽しみに‼」
らいおん組さんみんなで
「いつもおいしいご飯やおやつを作ってくれてありがとうございます」と
感謝の言葉を伝えました。

こんなやりとりを日々行っているほっぺランド 大谷口ですが、
この度、東京都消防庁より日頃の救護体制の充実強化に対しての感謝状をいただきました。

日頃の職員の努力が形となって報われたことは、職員にとって今後の糧となっていくと思います。
これからも職員一丸となって「安全・安心・楽しい」子ども達主体の保育を
目指していきたいと思います。