

ほっぺるだより
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ほっぺるランド 成増
初めての雨の日散歩 2歳児
雨の日が増えてきて外に遊びに行けず「雨だからお外行けないね」と
残念そうに話す子どもたちでしたが、「カッパを着てお外に行ってみようか」
と保育者が伝えると「行く」と嬉しそうに話していました。
公園に着くと鳩が数匹いました。
鳩が大好きな子どもたちは鳩を見つけると「鳩さん、大丈夫?」「濡れちゃうよ」
と、心配して声をかけていました。
鉄棒には水が滴っておりいつもと違う様子だった為くぎ付けで見ていました。
「鉄棒に何がついてる?」と聞いてみると、すぐに「雨」と答えていて雨が降ったから
鉄棒が濡れているということを理解していました。
「雨って何色に見える?」と聞いてみると、
「青」「緑」とそれぞれが思う色を教えてくれました。
保育者が水滴を指で触る姿を見せると、子どもたちも真似をして触っていました。
慎重に指先で突いてみたり、力強く握ったりして水の感触を楽しんでいました。
滑り台にも雨が溜まっていることに気付きました。
保育者が上の方の雨を触ってみると流れてくる雨に驚き、
「うわぁ」
「いっぱい来た」
と、話していました。
遊んでいる途中で水溜りを見つけ、順番に入って遊んでみました。
初めは「いいのかな」という表情を浮かべながらゆっくりと足を動かしていましたが、
だんだんと力強く足を動かしたり、ジャンプをして水しぶきが上がるのを楽しんでいました。
ジャンプや足を動かすうちに水溜りが濁ってくると、「カレーライスみたい」
と、身近な物に例える姿も見られました。
ゴミ収集車が好きな子どもたちは、雨の日も熱心に観察していました。
初めての雨の日散歩でしたが、子どもたちは雨に濡れることも楽しみ、様々な発見をしていました。
子どもたちの発見には保育者が驚かされることもあります。
今後も雨の日ならではの遊びや経験が出来るように工夫していきたいと思います。
(2歳児担任)

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